伝統食ってなに?
伝統食とお話ししますと、おばあちゃんが作ってくれる和食
というイメージをされると思いますが、ここでお話しします伝統食はズバリ
私たち日本人が生き延び、進化することができた根本そのもの。
もし仮に私たちの祖先が間違った食をして息絶えてしまっていたら
私たちは生まれていなかったかもしれないのです。
『この食材を食べた人は死んでしまったから、食べないようにしよう』
『でも火を通したら大丈夫だったよ』
『どうやらこの部分が毒みたいだから、取り除いたら食べられたよ』
『皮をむいたらこんなに美味しい』
そんな命をかけた壮絶な人体実験を経て、【生き延びる事のできた食事】
【進化し続けられた食】これこそが【伝統食】であると考えています。
伝統食で生き延び進化をしてきた私たちは、その食をする事によって
今の私たちが出来上がりました。
ですから、そこからかけ離れた食をする事は大きなチャレンジだと思うのです。
高度成長期時代に欧米食が盛んになると共にアトピーなどの奇病が流行り出したのもその
一例だと考えています。
最近流行りの健康食といえば、玄米菜食、ローフード、薬膳、炭水化物ダイエット、ケトンダイエット…。
一体毎日どんな食事をすれば健康に美しくなれるのでしょう?
流行はさておき、ヒトの進化の歴史までさかのぼって考察しヒトの細胞が健やかに活動することのできる食、
グレインCC Cooking(NPOグレインイニシアティブ)が提唱する穀物を中心として日本人が慣れ親しんできた伝統食を正しく美味しく食べ、
健康で美しくなる食をグレインイニシアティブ公式認定講師Miraiが皆さまへお伝えします!
(※グレインCC Cookingは顧問医と管理栄養士それぞれの指導のもとWHO(世界保健機関)の推奨する栄養学的知見を守りレシピを作成しています。)
有機・無農薬で育てられた穀物は生きていて発芽する力を持っています。
(市販の殆どは高温乾燥で発芽できないものが多いです)50年前に比べると、お野菜の栄養価が半分以下になっていると言われますが
自然農や有機栽培のものはそのパワフルな生命力で、私たちの健康美を支えてくれます。
日本古来の調味料も添加物を使用せず昔ながらの製法で作ったものは、手間も時間もかかりますが発酵食品として
腸内環境を整てくれる素晴らしいものです。
農薬や添加物などは私たちの身体にダメージを与え、その栽培法や製法が地球環境にも多大なダメージを与えますので
私たちと地球の健康美をはぐくむ食べ物と調味料を摂って、毎日健やかにそしてそれらを消費する事で生産者さんを応援しましょう。
例えば玄米の発芽抑制因子として働くアブシジン酸は人体に対し細胞攻撃毒として作用し
玄米(種実)中にあるフィチン酸は強いキレート作用でミネラルの吸収を阻害してしまいます。
このようにあらゆる植物の種子には自らの身を守るためのメカニズムをもっていて、それを無毒化して食べる正しい知識がないと
健康を阻害されます。そのほか、青菜にお湯をかけ回すだけの湯通しや、食べる直前に大根おろしをたっぷり加える雪見鍋など
野菜の酵素を残すような食べ方も日本古来からありますね。食材の特徴をよく知り丁寧に扱ってその効果効能をうまく利用しましょう。
毎日の習慣の積み重ねが身体の生理機能が活かされる機能美を生みだします。
どんなに素晴らしいお食事でも、量が多すぎると消化酵素を使いすぎて代謝酵素が疎かになり免疫や代謝が落ちてしまったり、
未消化の食べ物で腸内環境を悪化させてしまうことも多く見受けられます。
【栄養バランスが悪い=栄養分の過不足】
ある栄養分が不足するとうまくカラダが機能しませんし、余ってしまうと量を沢山食べていなくても脂肪として蓄積して太ってしまいますね。
【油のバランスを整える=大切な細胞膜が健全な状態に保つ事ができる】
細胞膜は水分や生命維持の為の栄養物や電解質を保持し、他の細胞との情報交換やホルモン分泌量の調整能力など
細胞全体の正常化を保つ機能を担っています。
昨今乾燥肌、ニキビ、湿疹、アトピーなどのアレルギー性皮膚炎も細胞膜の機能低下が原因の一つとも懸念されています。
また油は脳の大切な栄養にもなりますので良質なものを選びたいですね。
身体の中の水は生理機能の全てに関与し(遺伝子の修復までも)その質と量によって
生理機能~消化~吸収~同化~排泄~の質が左右されます。つまり代謝の要と言えます。
アルカリや酸、何か特別なものを添加しているような極端に偏ったお水などでなく
身体が無理負担なく吸収しやすいお水をある程度の量をコンスタンスに飲み続ける事は
毎日の元気とお肌にもダイレクトに効果を発揮します。
まずは朝一番のお白湯から初めてみましょう。
毎日忙しい現代人は起きる・寝る・食べる時間が不規則で、冷暖房での温度差、ストレス、スマホやパソコンのブルーライト、電磁波など
様々な原因で自律神経のバランスを崩している方が少なくありません。
夜食や間食をついしてしまう方は、交感神経優位に偏ったままの状態を、食べる事で身体がなんとか副交感神経を優位にしたい!という
サインという場合だったり、女性で夜中に経血がたくさん出る方も要注意サインです。
自律神経のバランスが良いと生理機能がUPするので当然代謝もよく免疫も上がり、便秘や冷え、生理痛などの困った症状の緩和や
食欲もセーブしやしくダイエットの成功率もぐんとUPします。
トレーニングジム様・サロン様向け 【燃えるカラダFire Body】 |
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